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フェリシモ(felissimo)の「布ナプキン」とは?使用10年目の体験談!

公開日: 2016年3月23日水曜日 商品の感想

★ロングセラー、フェリシモの布ナプキン★


フェリシモとは大手通信販売会社のことである。フェリシモを知らなくても、カタログを見ただけで思い当たる人も多いだろう。

うさどんは2016年現在で、20年来のフェリシモユーザーであり、一時は毎月フェリシモから何がしか届いていた。しかし、いつの頃からかパタリと購入をやめてしまった。フェリシモはかわいいアイデアグッズが揃っているのが魅力だったからだが、近年フェリシモより安価でかわいいものが身近な店舗で買えるようになったからであった。そんな中でも、細々と購入が続いているのが布ナプキンである。



目次


  1. 布ナプキンとは
  2. フェリシモは古株
  3. 気づけば10年、フェリシモの布ナプキン押しの理由
  4. 布ナプキンだけで生活はできない
  5. 併用のススメ(布ナプキンタイムスケジュール使用例)
  6. まとめ

布ナプキンとは


布ナプキンとは、布で出来た生理用ナプキンである。ガーゼハンカチを折りたたんで一番下が防水シートになっているような構造になっている(ガーゼハンカチで作られているわけではない)。汚れたら都度洗い、再利用する。

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フェリシモは古株


2016年現在の今でこそ、布ナプキンと検索すれば、かわいい布ナプキンがどっと出てくる。そこから十数年前に遡ると、布ナプキンといえば無地のリネンのものしか見たことがなかったと記憶している。

参考:布ナプキン誕生ストーリー/フェリシモ

布ナプキン自体は古くからあったものだが、今風の布ナプキンの先駆けといえるのはフェリシモと言ってもよいのではないだろうか。


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気づけば10年、フェリシモの布ナプキン押しの理由


発売当初、うさどんは興味本位で買ってみた。単価が高いので、4枚所有して普通の紙ナプキンと併用である。軽い時にしか使わないので、しっかり洗っても「これはいよいよ買い替えかな」と感じるまでに10年ほど使っていた。

そして10年たって、防水シートの機能がダメになったのか、大した量でもない経血が下部に染みたのを発見した。それと前後して、フェリシモの布ナプキンがリニューアルされてから、新たに2枚買い足した。蒸れないし、汚れ落ちもよいので満足である。布ナプキンの洗い方も、要領を得たので長持ちする事であろう。新たに購入するに際して、他サイトも参考にしてみたが、

  • 国産だとフェリシモが一番安い(会員特典をつかうと更に安い)
  • 生地感が普通の下着と同じ綿である
という点を考慮し、フェリシモに落ち着いた。ちなみに柄が選べないフェリシモだが、色調が濃い(ブラウン等)か白地に柄ものかが選べる。

両方利用したことがあるが、手洗いの都合上、今は汚れが確認しやすい白地系をチョイスしている。
また、布ナプキン全般に言えることだと思うがガードルのようなものを一枚多くはくとより安定して装着することができる。


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布ナプキンだけで生活はできない


フェリシモの布ナプキンは耐久性があり品質がよいと感じている。フェリシモでなくても、
布ナプキンは蒸れやカブレに絶大な効果を発揮するので愛用する人は多いが、制約も多い。一般的には次のようなものである。

  • 都度洗わなくてはいけない。

    再利用するので手洗いして干す。生乾きは厳禁、直射日光に当てて殺菌の効果も狙う。

  • 汚れを乾燥させてはいけない。

    経血は乾燥すると汚れを落とすのが大変な作業になる。

  • 塩素系漂白剤を使うと防水シートがダメになる。

    防水シートは綿ではない。塩素系漂白剤を使用すると防水シートがボロボロになってしまう。(酵素系漂白剤なら大丈夫である。ただ、オーガニックコットンの柄が褪せることがある。)

  • セスキ炭酸ソーダを常備する。

    経血を落とすのに効果がある。基本漬け置きである。

  • 清潔に洗浄されるように気を配る。

    汚れがしっかり落ちていないと不潔である。うさどんは確認方法として、ティッシュを一枚中側に入れて二つ折りし、圧迫して、ティッシュに色が付いてこないか見ている。ちなみにその後、セスキ炭酸ソーダ水をかけ、ネットに入れて洗濯機でほかの洗濯物と一緒に洗うが、洗うのは翌日に持ち越されることもある。洗濯には毎回、粉の酵素系漂白剤を溶かして併用している。

それに加えて、
  • 一枚の乾燥に時間がかかる。

    ジーンズの生地が一番厚いところが乾くくらいの時間がかかる。(布ナプキンだけで生活しようと思ったら30枚くらい必要なのではないかと考える。)

  • 汚れを放置しておくことに抵抗がある。

    (外出先で汚れたら、セスキ炭酸ソーダ水をスプレーして湿らせておく、汚れは長い時間セスキ炭酸ソーダ水に漬け置きしておく、というのが布ナプキン販売業者の注意事項として多く挙げられているが、セスキ炭酸ソーダは殺菌作用がないため、うさどんは汚れたらすぐ洗うようにしている。)

という感想が個人的にはあるため、本当に多い日はうさどんは使用していない。蒸れるからちょっと使ってみようかな程度の使用者には、学校・職場・外出時のハードルが非常に高いと思われる。

参考:布ナプキン お手入れ方法/フェリシモ

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併用のススメ(布ナプキンタイムスケジュール使用例)


布ナプキンについての是非は様々あるようである。うさどんが布ナプキンを使用してみたいと思ったきっかけは、「蒸れ・カブレ」の軽減であった。

紙ナプキンは長時間使用していると、綿の下着の感じが恋しくなる。初日から3日目くらいが限界である。

紙ナプキンをマメに取り換えることで、軽減はされるものの、布ナプキンを休息のように入れると「ほっ」とした感じが得られるのだ。

布ナプキンは非常に手間がかかるが、その手間をかけてもいいから使いたいと思わせる魅力がある。特に汗をかく夏は、非常に快適に過ごせる。なぜなら触れるところが綿なので、いい感じに汗を吸ってくれるのだ。うさどんは次のようなサイクルで使用している。

  1. 生理予定日が近く、おなかがゴロゴロする。 

    布ナプキンをあてて待機する。使用感は普通の下着と変わらなく、生理がこなけれは一日つけっぱなしでも問題ない。

  2. 生理初日 

    布ナプキンから紙ナプキンに替える。以降、経血ピークが過ぎるまで1時間に1回は替える(回数はうさどん個人のものなのであくまでも参考である)。

  3. 紙ナプキンが頻繁に汚れなくなってきたら 

    布ナプキンに替える。汚れたらできるだけすぐ洗う。
※これはあくまで一個人のやり方であって正解とかそうしなければいけないというものではない


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まとめ


布ナプキンは多く出回っているが、フェリシモの布ナプキン(国産)は個人的にはお勧めである。丁寧に扱えば10年近く使用可能であった。

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