PTA、本当になくなったらどうなるのか?を考えてみた。
公開日: 2024年10月7日月曜日 小学生
本当にPTAがなくなったらどうなるのか、考えてみた。
1.PTAはいらない、不要と思っている人は大多数だが・・・
うさどんは数年前、子供会役員を経験したことがある。
参考:「子供会」って入会するべき?元子供会役員が語る「子供会の世界」
その当時町内会の口出しがひどく、頭にきたうさどんは「じゃー子供会を解散して町内会にみんなまかせたらいいわ!」と思った。
そのことを口にしたら、「ほかのお母さんたちとの交流が図れなくなるので、解散まではちょっと」という解散反対意見が出た。
もともとうさどんの子供会役員はやりたい人の集まりではなく順番で回ってきているだけの人なので、意外であった。その時こう思った。
「やっぱりこういうの(PTAや子供会)が好きな人っているんだな」
言うまでもなく不要と思う人が多いんだろうなと思えるPTA。
アンケート結果を見ても大して驚きはしない人がほとんどだろう。
参考:PTAは必要?不要?/朝日新聞デジタル
しかしここで注目なのは、少数ながら絶対に必要だ、と思っている人も確実に存在することだ。
(うさどんが子供会役員をしている時に、子供会が必要と思っている割合は、役員全体の3割弱であった。人数に差はあれ、上の朝日新聞デジタルとほとんど割合が同じである。)
そして、絶対必要と思っている人たちには、少数ながらもパワーと行動力がある。この点が見逃せない。
2.「やりたい人だけがやる」の現実とは?
「PTA」という形はとらずに、なにがしかの企画があればやりたい人だけが参加したらいいじゃないか、という意見が多々でている2017年現在。
ネットや新聞、メディアでもそういった団体が取り上げられる事も多い。
前述したように、PTAが絶対必要と思っている人々が、仮にPTAがなくなったとしても、このまま引き下がっている訳はない。
「われわれだけで、子供たちのために楽しい企画をたてようじゃないか」
このような流れになるのはごく自然な事だろう。
うさどんの町内会では、通学見守りの旗振り運動というものがある。
数年前に旗振りにとても熱心な人が現れ、最初はよかったが、
「子どものための旗振りなのに、保護者が誰も出てこないのはおかしい」と言い始め、
その要望が子供会に回ってきて、結局は子供会でも保護者が出ることになった。
言い出しっぺの本人が役目を引退した後も、ダラダラと子供会参加の旗振りが続いている。
要するに何が言いたいかというと、
最初は自分がやりたくてやってるはずの事(行事、イベント企画と実行)だが、
それが数年続くと、参加者がただ何もせずに楽しんで終わっているのがおかしい、参加するなら自分も何か貢献するべきだと、言い出す人が出てくる。または、全体的にそういう雰囲気になってくる。ということだ。
それが小さなコミュニティーであればあるほど、その可能性が高まる。(注:あくまでも個人的推察)
3.以上を踏まえて予測を立ててみた!PTA、本当になくなったらどうなる?
予想:PTAは名前を変えてゾンビのように復活する。
最初はただの任意団体で楽しくやるだろう。
しかし、「やりたいひとだけでやりましょう」と言っていた人たちも、
いつかは必ず脱退する。子どもが卒業すればおしまいだからだ。
そういう初期メンバーが、一人もいなくなってからも、初期の方針を貫けるものだろうか?
その時に「メンバーがたりなくなってきたので、なくしましょう」と言っても、もともとが情熱的な人たちなので、こういう人も出てくるだろう。
「子どもたちのため、みんなの笑顔のために、今まで頑張ってきたのだから、なくすのはもったいないですよ。」
大抵、ここから雰囲気が怪しくなってくる。
そうするとなんとなく、まわりの人やら、ママ友やらに「子どもたちのために」「自分の子供だって参加するのでしょう?」と声をかけ、協力を要請し、気付いたら昔のPTAと変わらなくなってました、となる。
そもそも、PTAの活動はバザーなどの行事だけではなく、
「運動会の手伝い」など、学校から協力を要請される活動も多い。
任意団体で好きな事だけやってればいいのかと言うと、そういうわけでもないだろう。
団体である以上、代表者を決めて窓口を作り、外部からの問い合わせ対応や、
時として要望に応えなくてはいけない事もあるはずだ。
そういった細々とした活動も処理しなくてはいけないとなると、
どうしてもある程度の人数は必要になってくるのだから、
ママ友やらほかの保護者に「ちょっと手伝ってほしい」と、救いの手を求めるのをきっかけにして、気付いたら昔のPTAと変わらなくなってました、というパターンも十分に考え得る。
そしてなくなったはずのPTAは、ゾンビのようにいつの間にか復活しているのである・・・。
これがうさどんの予想である。どうだろう?
いつかは必ず脱退する。子どもが卒業すればおしまいだからだ。
そういう初期メンバーが、一人もいなくなってからも、初期の方針を貫けるものだろうか?
その時に「メンバーがたりなくなってきたので、なくしましょう」と言っても、もともとが情熱的な人たちなので、こういう人も出てくるだろう。
「子どもたちのため、みんなの笑顔のために、今まで頑張ってきたのだから、なくすのはもったいないですよ。」
大抵、ここから雰囲気が怪しくなってくる。
そうするとなんとなく、まわりの人やら、ママ友やらに「子どもたちのために」「自分の子供だって参加するのでしょう?」と声をかけ、協力を要請し、気付いたら昔のPTAと変わらなくなってました、となる。
そもそも、PTAの活動はバザーなどの行事だけではなく、
「運動会の手伝い」など、学校から協力を要請される活動も多い。
任意団体で好きな事だけやってればいいのかと言うと、そういうわけでもないだろう。
団体である以上、代表者を決めて窓口を作り、外部からの問い合わせ対応や、
時として要望に応えなくてはいけない事もあるはずだ。
そういった細々とした活動も処理しなくてはいけないとなると、
どうしてもある程度の人数は必要になってくるのだから、
ママ友やらほかの保護者に「ちょっと手伝ってほしい」と、救いの手を求めるのをきっかけにして、気付いたら昔のPTAと変わらなくなってました、というパターンも十分に考え得る。
そしてなくなったはずのPTAは、ゾンビのようにいつの間にか復活しているのである・・・。
これがうさどんの予想である。どうだろう?
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