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女子は注意!一度で効かない?【水疱瘡の予防接種】

公開日: 2016年12月21日水曜日 小学生


★水疱瘡の予防接種を受けたのに罹患!★




アラフォー主婦うさどんの長女は小学6年生現在で冬に水疱瘡にかかった。
予防接種をしていたのにもかかわらず、である。
どういうことだろう?


目次



  1. 水疱瘡(水痘)の予防接種について
  2. かわりゆく今と昔
  3. 予防接種していてもかかったら、どうなる?
  4. 意外と高いのが薬代!
  5. まとめ

水疱瘡(水痘)の予防接種について


長女の幼いころは水疱瘡の予防接種は任意接種であった。病院から勧められるものではなく、
「受けたい人は受ける」というものだった。
うさどんは自身が水疱瘡で発疹がひどかった記憶があり、
跡がひどく残ったりすることを懸念して1歳を過ぎたころにすぐ受けさせた。

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かわりゆく今と昔


ところが、

平成26年10月1日から、水痘ワクチンが定期接種となりました。/厚生労働省

平成26年から水疱瘡の予防接種は任意ではなくなったのだった。
接種回数は二回である。

ちょっと待て、任意で接種した時、病院からそんな説明一切なかったぞ。

平成26年以前に水痘ワクチンを任意接種した人に一度予防接種したんだからいいだろう(もうかからない)と考えている人はいないのだろうか。

2016年現在得られるインターネット情報では、一度の水痘ワクチン接種で得られる効果は次のものであった。

水痘ワクチンの1回の接種により重症の水痘をほぼ100%予防 /厚生労働省



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予防接種していてもかかったら、どうなる?


水痘ワクチンの接種から、長女は約10年後に水痘にかかった。

その症状は想像より軽かった
(発疹50個以内で軽症/参考ページ:水痘ワクチンの定期接種化と導入前後の水痘発生動向
国立感染症研究所

)

やはり、一度でも水痘ワクチンを接種していたからだなと思った。

最初は発熱から始まり、風邪かと思ったが、着替えの際に胴体にパラリと発疹があるのに気付いた。

よく見ると顔にも2,3個の発疹。年齢が12歳であるので、最初はニキビかと思ったが違った。

病院で5日分の薬を処方され、飲み始めたらそれ以上発疹が増えることはなく、
熱も一日で下がり、二日目以降はほぼ普通に過ごした。


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意外と高いのが薬代!


症状は軽いものの、うさどんの居住地域では小児福祉医療制度があまり充実していなく、すでに受診も薬代も三割負担であった。

高かったのが発疹に塗る薬代。

ちっちゃい容器に入って三割負担で4000円である・・・。(20g)

もしこれが、全身発疹が広がっていてものすごく量を使うとしたら相当な負担である。

うさどんの地域では水痘ワクチン接種は当時一回8000円であった。
しかし、病院までのタクシー代と受診料と諸費用で8000円にはとっくになっていたと思う。

水痘ワクチン代がかかるからといって、何となく先延ばしにしていると
結局それ以上の代償を払うことになるので、個人的には水痘ワクチン二回接種はそういう意味でも是非お勧めしたい。

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まとめ


妊婦が水疱瘡にかかると胎児に悪影響を及ぼす可能性がある。

成人水痘-妊婦の水痘などを中心に
(IASR Vol. 34 p. 293-294: 2013年10月号)/国立感染症研究所

水痘ワクチンを一回しか接種していない、感染したことがないのであれば、
早々に水痘ワクチンを接種するのがお勧めである。

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