調理師試験はカンタンってホント?合格率は?
公開日: 2024年10月28日月曜日 調理師試験
調理師は”簡単な”国家資格というのはホント?
巷では調理師試験は国家資格の中では難易度はそう高くなく、簡単な部類。そのように言われています。50歳目前に調理師免許を取得した主婦うさどん、実際受けてみての感想
え・・・?思ってたより難しいが・・・?・・・。
2023年実施(令和5年度)の試験は例年より難化!
公益社団法人調理技術技能センター作成の問題について、になりますが。わたしが受けた年度(令和5年)はあきらかに例年より難しかったと思います。
- 二択までは絞れるが確信をもって回答を導き出せなかった問題が多い。
- 問題の言い回しが微妙。
- 過去問にあった!という問題がほぼない。
- 読本にもない問題がある。
といった感じで。
え・・・こんなんで適当に勉強して7割の人が本当に合格するのかい。という疑問が。(わたしがネット検索するとそこまで勉強しなくても大丈夫!的な体験談をよく見たので)すくなくとも過去問だけに頼った勉強法では合格は厳しかっただろうなと・・・。わたし的には。
結果合格しましたがすごくヒヤヒヤしました。
合格ラインは確かに高くはないが・・・。
調理師試験はマークシート式で(4択)、うち6割取れたら合格なので確かにハードルはそこまで高くなく、完全に独学でも受かるは受かる。毎日を1年以上、何時間も勉強しないと合格できないレベルのものではない。それは間違いないです。
そして、合格率。ちょっと検索すると、60~70%の合格率だと。そういう結果が出てくることが多い。むしろ、それ以外のものを見たことはなかったのですが。
見つけました。
調理師試験実施状況からわかること
過去三年分は、閲覧可能です。いつからこんなことやってたんだろう?それはさておき、この中の「令和5年度」のページと「令和4年度」を見てみますと。
- 全国平均合格率は60.8%
- 前年令和4年度の全国平均合格率は65.4%
あ、やっぱり難しかったのかなと。思ったりするわけですが、さらによく見てみますとわたしが受けた令和5年度
10月以外の日付は、その都道府県独自の問題&実施なので、自分が受けた公益社団法人調理技術技能センターで行っているところのみを数えてみました。(31県)
- 合格率60%未満は77.4%(24/31)
- 合格率50%未満は38.7%(12/31)
公益社団法人調理技術技能センターで行っているところは80%近くが合格率60%いっていないと。そういうことですよね。
そして70%の合格率を超えているところはセンター実施のところはひとつもなかったんですよね。(最高で65.3%)
ということは、力尽きて計算しなかったですけどセンターだけで平均合格率を計算すると60%は切ってるだろうなと。そういうことが推測されました。
へたすると合格率は30%台⁉️
センター実施のところの県で最低合格率は37%でした。受ける人数とかの影響はあるんでしょうけど合格率は都道府県によって結構差があります。
これから受ける方は自分の都道府県の合格率はぜひとも厚生労働省のページでチェックした方がいいと思います。(県のホームページを見ても公表してないところが多いです)
独自問題作成の都道府県は合格率が高い傾向に。
ではセンター作成でない問題は簡単なの?と思って過去問を調べてみましたがパッと見普通というかなんというか。
中には過去問はネット公開されておらず、公開されている場所に行って閲覧可、1枚10円でコピーできますと書いてあるところもあり、
そこまでするならよっぽど過去問リスペクト度合いが高そうだなと邪推してしまいました。
それはさておき受験自体は越県しても可能(※願書手続きは受ける所在地に出しますよ!)なので隣県とか頻繁に行くとかだったら合格率をチェックしてそこで受けてしまうのもアリなんだなと思いました。
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